Webマーケティングとはインターネットおよびデータベース技術を駆使し自社のビジネスを最適化、活性化させる手段です。特徴は極めてローコストで運用ができることです。

私たちが商品を購入する動機をロジックとして考えてみましょう。まず最初に企業とユーザーの出会いがあります。両者はどのようにして出会うのでしょうか

たとえば私たちがいきなり商品のカタログを見せられたと仮定します。これらの商品の中から貴方のお好きな商品を選び購入を促される場面を想像してみてください。普通の人なら、一瞬身を引いてしまうでしょう。なぜなら商品の購入決断までの工程はこんな単純なものではないはずです。

商品を購入してもらうには、まず動機付けが必要です。さらに購入欲求を磨きあげるプロモーションが必要になります。まずユーザーに何か物語を提供するとします。物語のテーマは多岐にわたり誰もがその範疇の何かに興味を持つはずです。たとえばストーリーの主人公の生き方に賛同したり、あるいは憧れを抱いたり、中には商品がいきなり登場してくる場面もあります。あらかじめユーザー自身の興味・嗜好情報が必要になるでしょう。現在のサイバー環境では、ストーリーの提供はブログに代表されるソーシャルメディア(クラウド・ソーシング)が特に有効でしょう。

次にユーザーを商品購入に導くためのサイトが必要です。自社のホームページや商品紹介・販売サイトを通じて、ユーザーの欲しがる商品やサービスに関するさらなる情報提供をします。また商品の広告宣伝や啓蒙活動が必要になる場合もあるでしょう。企業とユーザー同士で情報交換が始まり、やがてユーザーの購買意欲が高まることになります。最後にユーザビリティーに富んだ購入フォームを提供します。

こうしてWeb2.0という双方向の概念にあるように、顧客との出会いに始まり、やがて少しずつユーザーの興味、嗜好をユーザー情報としてとらえ、そのユーザーに適した商品を提案することが可能になります。これがamazon.comに代表されるワン・トゥ・ワン・マーケティングです。

Webマーケティングの特徴

従来のマーケティングというと、DMあるいは市場調査などいわゆる多くの人の手を使うことであり、それに費やす経費は多額のものになります。また、DMひとつ取っても顧客のニーズに合ったものを準備することは大変な手間であって、現実には不可能に近いものがあります。こうした顧客のニーズをタグで置き換えデータベースに保存さえしておけば、あとは自動でDMを作成することが可能です。Web2.0の時代はワン・トゥ・ワン・マーケティングが主流であって、そのための情報を収集する仕組の構築が最重要課題となります。

Webマーケティングの特徴を一口で述べるなら、データベースを駆使したワン・トゥ・ワン・マーケティングがであり、かかる経費が格段に安価だということです。ただし幾分かの勉強が必要です。自社の売り上げ向上にぜひWebマーケティング手法に注目してください。 

Webマーケティングを導入するために

Webマーケティングを導入するのにハード・ソフトを論ずる以前にとても大切なことがあります。それはインターネットの仕組みを理解することです。Webマーケティングを実践して行くには、マーケットの流動性とともに、そのソリューションも変化を必要とします。。すべてをアウトソースすることは簡単ですが、それではインターネットの仕組みを理解することにはなりません。ましてマーケティング方法を変える度に莫大な外注費が発生してしまいます。Webマーケティングの基本は莫大な外注費が発生してしまいます。Webマーケティングの基本は市場変化のスピードに耐えうるソフトの開発とさらに人材の発掘、育成なのかもしれません。

ハードウェアではサーバーの調達があります。最近はクラウドコンピューティングが注目され、実際の導入事例も頻繁に目にするようになりました。しかし、クラウドの一番の特徴はそのパッケージ性にあります。一般的なマーケティングならまだしも、少しでも自社で特徴を出すことになったら、あるいは担当者がもしずば抜けた個性を持ち合わせたら、クラウドでは不満を感じてしまいます。また、自社の情報がクラウドを介して筒抜けになるような心配を感じるようでしたら、ぜひ自社開発をお勧めします。そのために、サーバーを持たないクラウドでもなく、OSレベルの変化に弱いレンタルサーバーでもなく、勉強が必要ですが自由度の極めて高い自社サーバーを強くお勧めいたします。

ソフトウェアでは、自社開発を考える前に、基本的なマーケティングができるCMS(コンテンツマネジメントシステム)がアプリケーションレベルで提供されています。しかも昔なら数百万・数千万円の開発費用がかかってもおかしくないアプリが無料公開されているので、これを使わない手はありません。これだけでも基本的なデータベースマーケティングが可能です。

今後は高機能CMSを基本に、自社の人材と知恵を結集し、自社に合った機能をカスタマイズすることによって、システム構築を簡素化し、時代の変化にスピーディーな対応のできる自社オリジナルなWebマーケティングを実践しましょう。