しばらくVPSを使っていたが突然のメンテナンス作業の生産性に懸念を感じるようになってきた。特にメールサーバーのセキュリティ構築には時間がかかってしまう。そこでVPSからレンタルサーバーへの移行を真剣に考えるようになった。
私のシステムはメールとの連携が欠かせず、仕方なくVPSを構築し面倒でも自身でシステムを構築するしかなかったのが現実だ。
随分前にエックスサーバーがそれを得意としていることを知ったのだが、長い時間経過の末やっと重い腰が上がった。
今回は私と同じようなシステムを構築する方に向けての感想を簡単に述べてみたい。
システムの概要を簡単にまとめると
データメールを受信、phpを起動、メールを解析データ化、データベースに格納、その結果をメール送信
その過程にpearライブラリを使用して簡素化している。
エックスサーバーには最低限のpearライブラリーが実装済みだが追加のインストールができない。
新規にpearをインストールするが、Net_smtp関連ライブラリーの追加ができなかった。
そこでxamppのpearをエックスサーバーにupしてみたがinclude_pathがうまく通らない。
phpinfo()で確認してもinclude_pathは'/home/サーバーID/pear'になっている。
一日ハマりまくったが解決策を見いだせなかった。
最後の手段でソースに下記を挿入
set_include_path('/home/サーバーID/pear');
pearはxamppのものを使用
これで解決した。
GUIクライアントからデータベースへの接続、ODBCの接続等にsshポートフォワーディングが必要だった以外は特に問題も生じなかった。
最終的にVPSからエックスサーバーへの移行は高判断だったかもしれない。